捨てたいなら捨ててみろ?
なんだかんだ言って、「捨てた方が良かったんだな」と思うのが私の感想です。
人生で重荷に感じていて心の片隅や頭のどこかで引っかかりのある人間関係が、物を捨てたことによって心を整理することが出来ました。
今から思うと「人生の重荷」「人生の足かせ」のレベルにまで心がとらわれたり、行動や考え方が制限されていたかもしれません。
「過去は過去」「もう自分には関係ない」と知ることが出来てフラットにそのことを考えたり、世の中を見ることができるようになりました。
自分にとって大切なものは何か。
本当に自分を大事にしてくれているのは誰なのか。
今の生活に関係のある人。
その人たちとの時間。
自分が一番時間を過ごす人。
目の前にいる人。
この一ヶ月間で会ったり、連絡をこまめに温かい気持ちで取り合った人。
それが自分にとって大事な人で大切な時間なんだと思います。
すぐそばにいる人。いつも声をかけ合う人。
思ってくれる人。思うだけで自然と笑顔が湧いてくる人。
心と体が楽になる人。
本当の自分を見せられる人。
自然な自分の姿を知ってくれてる人。
そういう人たちが自分の大事な人で、
違和感を感じる人はもう思い出す必要もないし
物も捨てていいんだと個人的には思います。
劇的な人生を送る必要はない。
穏やかな日々を送れるのが私の幸せ。
微笑みあって、時には大笑いして、時には泣いて。
嬉し泣きもして。
そんな日々が私を作ってくれてるんだと思うと
「やっぱり大好きだー」と思うし、
「やっぱりモノも大好きだー」とも思います。
大好きな人たちとの「大好きなモノ」を大切にして
人生に必要なくなった過去にとらわれない。
心に引っかかりがあるものは、本当に捨てて良かった。
捨てたことを「間違ったかな?」と感じた瞬間もありました。
でもやっぱり、そうではなかった。
鼻で笑える日が来る。
どんな苦しい出来事や過去でも。
忘れられない記憶はある。
そう信じていてもそのうち今という幸せに埋もれていってかき消されていくもの。
心の傷も、受け止めてくれる人がいる。
全てを受け止めてくれる人がいる。
さらけ出してみたら、案外簡単だった。
私が縛られていたものは過去の時代の感覚で
過去の価値観。過去のモノ。過去の記憶。
そういう過去を想起するモノ、捨ててみた。
半年くらい経って、新しい価値観に出会えた。
「自分の殻を破る」ってこういうことかもしれない。
「モノを捨てる」って私にとっては「過去を捨てる」「今を見る」「今を生きる」「未来を向く」ということなんだと思います。
もちろん、モノをわざわざ捨てなくてもそんなことが当たり前にできる人だって普通の感覚だし、その方がスタンダードだとも思う。
でも私には「捨てられないモノ」があってそれにリンクした「とらわれてきた過去」があった。
人生の歩み方は千差万別だけど、
モノが好きな自分はかえって、モノが心に引っかかるタイプでモノを整理することや手放すことで
心が軽くなるタイプなのかもしれない。
そんな風に思いました。
長くなりましたが、
「捨てたいなら捨ててみろ。絶対後悔しない」と自分にまた改めて言いたかったのでした。
※全て個人の感想です。くれぐれも捨てるのは自己責任でお願いします。